詐欺の立証は、難しいのが実情です。被害者一人一人は、「明らかに騙された」という思いがあっても、警察、司法は、残念ながら今の状況では力になってくれる可能性は低いです。しかし、我々被害者が一人でも多く集まることで、立証に近づくことができます。建築商売は高利回りを騙り高額な内装工事を受注しています。こういったスキームが詐欺であると世間に説明するには、多くの被害者が一様に同様の詐欺スキームにて被害に合ったことを示すことが重要です。

 

多くの方が、通常、坪単価１００万円を超すような高額な内装工事のお客様であったはずが、平気で３カ月、半年と工事が遅れ、その間、月々４０万円の空家賃を払い、さらに、釈明を求めようものなら恫喝され、精神的に追い込まれたと思います。娘さんに相続されるはずだった、高級住宅街にあるご自宅を売却される事態に陥った被害者もいます。

我々被害者同盟に参加しませんか。「思い出したくもない気持ち」は、みんな一緒です。ただ、被害者同士、会って、お互いの状況を共有するだけで、ずいぶんと精神的に楽になるものです。

忌々しいホステルを、取り壊して、損切が完了した人、原状回復工事の見積もりを取っている状況の人、上手く引き取ってもらえた人、１００万円を追加で払って（原状回復工事で数百万円かかるため、これでもかなり良い方なのです）、どうしようか本当に迷い、考えている人、などがいます。参考になると思いませんか。また、あなたのお知恵をお貸しくださいませんか。

 

同盟の被害者は、みなさん、本当に素晴らしい方々です。人脈づくりにもなると思います。損害賠償請求等の法的措置を採る場合でも、大きな情報源になります。受けた損害以上の人脈・信頼できる仲間を得るチャンスでもあります。